ルフト・フォトランド ステリオ カメラバッグ M [D40]
いいかげん手元の軍資金も尽きてきたのですが、それでも私の物欲暴走列車は止まりません。今度は揃えた機材を収納するカメラバッグが欲しくなりました。
とはいえ私の地元では、品揃えが乏しく、手にとって質感や大きさを目で確認することが出来ません。やむなくネットでレビューを探すのですが、ドンケやクランプラーなどブランド品はあっても、手頃なバッグって意外と無いんですよね~。
というわけで、今回購入した、ハクバ写真産業(株)のカメラバッグ『ルフト・フォトランド ステリオ カメラバッグ Mのレビューです。
特徴をいくつかあげてみます.
1 安価である
Amazonでは、このバッグを送料込みで4,245円で販売しています。前述したブランド品ではこんな値段では買えません。もちろん趣味なので、高くても気に入ったバッグを身につけたほうが良いに決まっていますが、私のようにこだわりの無い人には、保護用のインナーケースも入ってこの値段はかなり魅力です。
2 しかも大容量
手元の機材を入れたところ、以下のものが収納できました。
(1)ボディ Nikon D40とD300
(2)レンズ Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6G II
Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4
(3)スピードライト Nikon SB-800
(4)小物 メモリーカードケース、ブロワー、フィルタetc.
ねっ結構入るでしょう。ちょっと収納後の写真を載せておきます。
3 三脚ホルダ付き
本来は旅行用の三脚を収納するためのものですので、そんなに大きな三脚は固定できません。今回、レビューにあたりGITZO GT2941の足を一本だけを固定して持ち運んでみましたが、実用十分でした。
このバッグには、サイズが3種類あります。私が購入したのはMサイズですが、製品案内を見ても、どの程度の大きさか想像つきません。現物を見ないで、通販で購入する人向けに大きさがわかるよう写真付きでレビューしましたが、いくらかでも参考になれば幸いです。
デジタルフォトフレーム(テクタイトSDP-708M) [D40]
評価点(ソニーD70との比較)
1 画像がキレイ
2 価格が手頃
3 レジューム機能
特にレジューム機能は便利です。液晶TVの世界ではSONYが人感センサーを売りにした商品を発売しましたが、いくら電気料金が安くても夜中に液晶が光ってるのはいただけません。もちろんD70にもタイマーがついていますが、再起動の際、いつも同じ画像から始まるのは興ざめです。レジューム機能が付いているSDP-708ではそんな始まり方はしませんのでその差は大きいと判断しました。
マイナス点
1 ネームバリューが無い。
2 自動回転機能が無い
自動回転機能が無くても縦長の画像は表示させない、など工夫を凝らせば問題ありません。しかし、贈答用としてはネームバリューが無いことはある意味致命的ですらあります。この点を重視してソニー製品を選択する人も多いのではないでしょうか。
機種比較では上記のマイナス点が挙げられますが、デジタルフォトフレーム全体を見ると以下の点で物足りなく感じました。
1 余白ができる
これは自動回転機能のところで説明したとおり工夫で回避できます。ネットで検索したところ画面の余白をなくすために打ってつけのものを発見しました。
リサイズ超簡単!Proというフリーソフトなのですが、一度に何百枚もの画像ファイルの縦横比をいじらずに手軽にリサイズできる点が優れています。たとえばワイドTVなんて人の顔が横に伸びちゃったりするじゃないですか。それが気にならない画像もありますが、私はそれが嫌なのです。それがこのソフトでは画面サイズに合わせズームしたかのようにリサイズできるんです。オススメですので余白が気になる人は試してみてください。
2 AC電源
デジタルフォトフレームってコンセントの近くにしか設置できないんですよ。しかも、コードを目立たぬよう設置する必要があります。ということでデジタルフォトフレームは設置場所が大きく制限されるという問題点を抱えています。
3 サイズ
もともとデスクサイドに飾られることを想定した商品なのでしょうが、例えば居間のローボードの上に設置した場合、画面サイズが小さすぎるのです。私自身は気に入った写真は大きく引き伸ばして四つ切サイズの額に飾っていますが、せめてA4サイズくらいの画面サイズでないと厳しい印象です。
4 表示させる画像が無い
限られたスペースに効率よく大量の画像を飾ることができるのがデジタルフォトフレームの一番の魅力なのですが、何千枚もの画像が用意できないとすぐに飽きちゃうんです。
手持ちの画像の中で額に飾るにふさわしいものなんて精々数百枚なので、これでは贈った相手を満足させることなんてできません。贈られた側としては、自ずとその数百枚の中から気に入った数枚を表示すれば十分でしょうから、これなら普通の写真立てでも事足ります。
総括としては、これらの物足りなさが解決されないと自分用には買えないなあ、というのが率直な感想です。
タムロンがニコン用にAFモーター内臓マクロレンズを発表! [D40]
\(◎o◎)/!なんですとー
AFモーターを内臓していないD40を使用している僕とって衝撃的なニュースリリースでした。
しかも、間の悪いことに先日、このレンズ買っちゃたんです。
ボケの素晴らしさと絞ったときのマクロレンズらしい解像感には満足しているのですが、全てMFなのが面倒です。早速、キタムラに買い替えの相談に行ってきました。
結果は、約二万円の追い金が必要とのこと。二万円も支払うならD90の頭金にでもしたほうがましです。
ということで僕自身は現行のAFモーターレス版を購入してしまいましたが、今からこのレンズを買いたいというD40系ユーザーには素直にAFモーター内臓版をオススメします。
ただし、ひょっとしたらAFモーターレス版が展示処分されるかもしれませんし、中古の掘り出し物に出会えるかもしれませんのでそれを狙ってみるのがオトクかも。
D40のファインダーでも十分にピント合わせすることができますので、マクロ撮影なら現行品でも十分ですよ。
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF) [D40]
購入を決意した理由を挙げてみます。
1 第23回CAPAレンズ大賞を受賞
別に賞をもらったからといってこのレンズの価値が増すわけではないのですが、選考基準に『レンズを追加することで撮れなかった物が撮れるようになる』というのがあって、最大焦点距離が300mmのこのレンズで無ければ撮れない世界に興味をそそられました。
2 望遠マクロ的な使い方が出来る
価格COMの口コミを読んでいるとVR70-300で望遠マクロ的な使い方が出来ることを知りました。子供の運動会に代表される普通の望遠ズームとしての使い道だけでは元が取れそうに無く躊躇していたのですが、花などをクローズアップして撮れるなら十分購入してもよさそうです。
3 AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G IIも生かせる
このD40のキットレンズは見た目が今ひとつですが、最短撮影距離0.28m、最大撮影倍率 1/3.2倍というスペックは近接撮影に向いています。VR70-300を望遠マクロ的に使うなら、このキットレンズは接写担当ということで使い分けが出来そうです。
4 VRレンズセレクション キャッシュバックキャンペーン
VR70-300は5,000円キャッシュバックの対象レンズでしたので6月1日までの購入ならお買い得価格で手に入れることができます。この『お買い得』という言葉の響きにやられました。
こんな理由から購入しましたが、恥ずかしながらVR70-300で撮った画像をご覧ください。
購入当初は、D40にデカくて重い不釣合いなレンズということで懸念していましたが、
これらの作例のように花を撮ったり白鳥や競馬を撮ったりして楽しめる、満足度の高いレンズでした。
私と同じようにダブルズームキットでD40を購入された方も多くいらっしゃると思いますが、キットの望遠ズームが無駄になってでもVR70-300は購入する価値があると思います。オススメです。
D40ダブルズームキットに追加する三本目のレンズは何にする? [D40]
便利な高倍率ズームにするか、大口径かそれともマクロにするかずいぶん悩みました。一体何を撮りたいの?、と叱られてしまいそうですがレンズを交換してみたら、もっと素晴らしい写真が撮れるような気がしてならないのです。
そこで今回はD40ダブルズームキットに追加する三本目のレンズは何にするか?そんな妄想をめぐらせてみました。
まず、高倍率ズームですが、私の場合、カメラは家族で観光に行く際に使用する機会が多く、レンズ交換の手間が省ける便利さに魅力を感じます。
ただ、標準ズームレンズであるAF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G IIとD40の軽量コンパクトな組み合わせも捨てがたいのです。また、同レンズは最大撮影倍率1/3.2倍、最短撮影距離0.28mという被写体に寄って大きく写せるという魅力もあるので今回の購入候補から外しました。
つぎに、大口径レンズについて考えてみました。純正ズームレンズは高価なので、サードパーティ製が検討対象です。大口径レンズを使用することでダカフェ日記のような背景をボカした写真を撮ってみたい、そうは思いますが、ダブルズームとは焦点距離がかぶりまくりです。単焦点という手もありますが、D40ではAFが効く標準レンズは事実上SIGMA30mmF1.4EX DC/HSMしか選択肢がありません。ただ、このレンズは最短撮影距離が0.4mと比較的寄れない点が気になります。
ん?さっきから寄れるかどうかばかり気にしているな。何故だろう。立ち止まりよく自分の撮りたいものを考えてみました。
そうです。花を大きく写し撮ってみたいのです。
となると一躍マクロレンズが購入候補の筆頭に躍り出ました。
マクロレンズならダブルズームが無駄になりません。私の懐具合なども考えるとSP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1(MODEL 272E)が良さそうです。
しかし、娘のポートレートも撮りたいのでAF用モーターが付いてた方がいいな、最近のタムロンはニコン用をモーター付レンズにリニューアルを進めているしいずれこのレンズも...なんて悩み始めると踏ん切りがつきません。
そんなある日、私の心を見透かすようなキャンペーンが始まりました。
VRレンズセレクション キャッシュバックキャンペーンと題したそれは2008年2月22日から6月1日までの期間中に購入のうえ応募した方全員に5000円を返金してくれるという内容で前述の高倍率ズームAF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)も対象になっています。
激しく物欲を揺すられましたが、自分の撮りたいものが花であると気づいてしまったので、近くのものが比較的小さく写るVR18-200はちょっと購入する気分になれません。
結局、あれこれ妄想を展開しているうちにどれも買えない(または全部買う)ということになってしまいました。
でも、早くしないと折角のキャッシュバックキャンペーンが終わってしまいます。
そんな、経済的な理由からか、ここまで検討してきたものとは異なるレンズを購入することになったのでした。(つづく)
CCDにゴミが付いた [D40]
先日、白鳥を撮りに餌付けスポットへ出かけてきました。まずは下の画像をご覧ください。
CCDに付いたゴミが写りこんでしまっているではないですか。
念のため他の撮影画像を確認してみました。確かに同じ場所に黒い影が写り込んでいます。
これはゴミに確定です。
あわててD40のファインダーを覗き込んでみました。
良く考えてみたらCCDに付いたゴミなのですからファインダーから見えるわけがありません。
しかし、AFポイントのやや下側に見慣れない黒点が見えるではないですか。
混乱してしまいました。これはゴミだと思うのですが初心者には判断が付きません。
聞きかじった話ではゴミならミラーアップしブロワーで吹き飛ばせば取り除けるはずです。
マニュアルを片手に恐る恐る挑戦してみました。
意外とカンタンでした。
ゴミはミラーとCCDに二個付着していましたが、容易に目視できましたし、
ブロワーでシュポシュポしたらあっさり飛んでいってしまいました。
前述で他の画像にもゴミの影が写っていたと説明しましたが、
コントラストの強い画像ではその影は見分けが付きませんでした。
ということはゴミが付いていても気が付かない私のような人には、
ゴミ取り機能は必要ないかもしれません。
もし、ゴミが付いていてもシュポシュポっと吹き飛ばして、
はいオシマイ、となりますしね。
D300でニコン製品にイメージセンサークリーニング機能が初搭載されましたので、
D40の後継機種にもゴミ取リ機能が付くことが予想されます。
ニコンとしては競争力UPのために必要なのでしょうけれども、
ユーザーにとってはゴミ取り機能の必要性は低そうです。
初心者が単焦点レンズでMF [D40]
D40ではAFが可能なレンズが限定されています。反面、AFにこだわらなければ古いニッコールレンズを装着することが出来ます。
そんな情報を元に早速カメラ店へ品定めに行ってきました。
ありますあります。Ai Nikkor 50mm F1.4。6,000円と値札が付いています。でも、どうしても決断ができません。「ボケ味は素晴らしいんだろうけどMFが難しかったどうしよう」やってみなけりゃいつまで経っても結論の出ない悩みを抱え、ショーウィンドウの前をうろうろすること数分。思い切って店主に聞いてみることにしました。
「内臓露出計も役に立たない、ただ装着できるだけだからやめといた方がイイヨ。」
なんて商売っ気の無い明快な回答でしょう。でもプロが言うんだから間違いありません。
未練を残しつつその場を後にしました。
でも、どうしても諦めが付きません。背景がボケる、あの描写をどうしても味わってみたいのです。
そんな時、知人から偶然Ai Nikkor 50mm F1.4Sを借りることが出来ました。
そのレンズを使用してMFに挑戦してみたのですがいくつかのことが分ってきました。
「このレンズを使用するときは背景をボカしたい意図があるのでF値は開放の1.4に決まり。すると我が家の蛍光灯の明るさではSSは1/80が適当だ、」
なんて感じで試行錯誤しているうちに、適正な露出が見えてくるような気がしました。
また、明るいレンズのためフォーカスエイドを注視しなくてもピントの山は分かりやすく感じられました。
これなら初心者にも扱えそうです。
ただ、気軽な撮影には不向きかな、という印象でした。露出やピント調節のため何度も取り直すことを強いられましたし、被写体には同じポーズのまま固まってるようお願いをしないといけません。
言い直せば、静物やポーズをつけたままでいてくれる被写体なら十分に使えるレンズだと思います。
そんな御託を色々並べた上で画像を掲示するのは気が引けるのですが、僕と同じような初心者で単焦点レンズに挑戦してみたい人の参考になるかもしれませんので、今回お借りしたAi Nikkor 50mm F1.4Sで撮影した画像を数点掲示しました。もしよろしければご覧ください。
AF-S DX ED 55-200mm F4-5.6G ご入院 [D40]
D40ダブルズームキットを購入してから半年が過ぎました。コンパクトデジカメとは一線を画す画像には大満足しているのですが一点だけ不満があります。それはAF-S DX ED 55-200mm F4-5.6G(以下55-200と表記)のAFが望遠側で特に迷うことでした。晴天の運動会を撮影したのですが暗闇でのAFと全く同様の状態です。
ただ、広角側では普通にAFできるのでデジ一初心者にはこれが普通なのか、それとも故障なのか全く判断が付きません。
たまたま上京する機会があってD40x体験セミナーに参加したのですが、その際、思い切って講師の塙真一氏にこのことを相談してみました。
「メーカーの人間ではないし、現物を見ていないのではっきりしたことは言えませんが、一度サービスセンターに出してみたらいかがでしょうか。」
なるほどサービスセンターに出せばこれが普通なのかどうかはっきりします。不満を抱きつつ使用し続けるより問題の有無を診てもらったほうが精神衛生上も好ましい。
ということで販売店経由で修理に出すことにしたのです。
本日、無事55-200が退院しました。
爆速です。
今まで悩んでいたのが嘘のようです。運動会がこの状態で迎えられていたら...と思いますが過ぎたことを後悔しても仕方ありません。
いまはカメラを手に何処かへ行きたい、そんな気分です。
D40x体験セミナー [D40]
Nikonが主催する体験セミナーでD40xに触れてきました。セミナーは講義だけでなく自由撮影の時間も用意されていました。撮り比べしたわけではありませんが愛機D40との比較でその印象を述べたいと思います。
当日の撮影は室内と晴天下の屋外。モニターで鑑賞する限りとてもキレイに撮れていました。同じ構図で撮り比べたわけではありませんが、D40も同様に解像感のある写真が撮れますのでD40xに明確な優位性はないと思われました。
大伸ばしプリントについてですが、今回のセミナー講師である塙真一氏の話によれば、600万画素でもA3ノビへのプリントは問題ないとのことです。そうすると1020万画素機にあるD40xとの違いはトリミングの自由度ということになりそうです。
この程度しか違いが見出せなかったことで所有するD40がいかにコストパフォーマンスに優れた機種であるかを再確認しました。
D40で試し撮り~AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)~ [D40]
同じD40を所有している義弟が、AF-S DX VR Zoom Nikkor ED18-200mm F3.5-5.6G(IF)(以下VR18-200と表記)を買ったというので僕のAF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-F5.6G(以下55-200と表記)と室内で望遠端で撮り比べしてみました。
といっても数枚シャッターを切っただけですし、画質を評価する眼もありませんので、触れてみた印象だけでもお伝えしたいと思います。
まず、VR18-200を装着したD40を持ってみると、ズシッと手ごたえを感じました。普段使用している55-200とでは300gも違いますので、D40の魅力である軽さを若干損なっているようにも感じられました。
しかし、VR18-200には、普段使用する焦点距離を一本でカバーするのでレンズ交換が不要というメリットがあります。また、手ブレ防止機能付きですから三脚がなくても手持ちで望遠撮影が可能です。交換レンズや三脚の重量まで考えれば、300gの差は無いに等しいか、むしろこちらのほうが軽いかもしれません。
次に試し撮りしてみた感想ですが、望遠端で室内という悪条件のせいか55-200ではAFが迷い、合焦に時間がかかったり、または全く合いませんでした。
ところが、VR18-200ではスーッとピントが合います。これは正直以外でした。AF性能はボディによって決まると考えていましたが、レンズによっても違いがあるようです。
ほんの少しの時間触っただけでしたが、シャッターを半押しするとファインダーの像の揺れがピタッと収まる、このVR効果には驚かされました。約80,000円という実売価格ではちょっと手が出ませんが、近所のキタムラにもう一声、お買得価格を提示されたら思わず買ってしまいそうです。